さてさて、思い出が消えちゃわないうちにシーグラフ感想の続きです♪
今回は藤田君が参加したカンファレンスの内容について・・・
「映画のメイキングを中心に、HDRIやMAXscriptのClassなどに参加しました。
多くのプロダクションに共通する業界の流れのひとつとして
ファイルフォーマットがOpenEXR、Nukeでコンポジットというのがあります。
前から思っていましたが向こうの人はコンポジットがとてつもなくうまく、
そのコンポで素材を生かすための必然的な流れなのでしょう。
このあたりは自分でももっと研究していく必要があると思いました」
※ちなみにNuke、グリオの某チームと某チームでも現在使用中です
「海外の大作映画CGの多くが技術開発R&Dと同時に進められますが
中でも一番見ごたえがあったのが、自社の流体ソフトで有名な
"ScanlineVFX"による「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」
<The Chronicles of Narnia: Prince Caspian>の
ラストに出でくるtheRivergodのメイキングです。
流体ものでありながらプレビズの段階からかなりしっかりしたものが作られ、
それをガイドに必要な素材やパラメーターを詰めながら
theRivergodが出来上がって行く過程はかなり見ごたえがありました」
※川の神、あれすごいですよね!
「他にもアイアンマンやハムナプトラ、ハンコックなど
まだ見てない映画のメイキングも沢山やっていたので、
これからsiggraphで解説されていた部分に注目しつつ
順次見ていこうと思っています!」
※アイアンマンはうちのshibataも楽しみにしてます・・
「その他にショートフィルムで「Big Buck Bunny」という
無料CGソフトBlenderで制作された作品のメイキングが意外と興味深く、
これはモデリング、アニメーションのみならずコンポジットまでが
すべてBlenderで作成されていて、DVDを購入すると
そのすべてのシーンファイルまで貰えるんだそうです。
興味のある方は手に入れてみてはいかがでしょうか!?」
・・・はい、どうですか、読み応えあったでしょ!?
もしかして4に続いちゃうかも??うぉ~~りぃ~~!!!