2008/08/27

SIGGRAPH 2008 思い出その2

お待たせいたしました・・
それでは、実際に行った藤田君からレポートです!
まずは今回は全体の感想☆(・・・実はその3とか続いちゃいますよー!)

「今回のシーグラフぱっと見の全体の傾向としては
モーションキャプチャと3Dメガネの映画が前面に出されてた気がします。
シーグラフの会場に入って一番最初に目に入ったのが
"ANIMAZOO"という名前もロゴもアニマロイドにそっくりな
モーキャプ会社のでかいポスターです。
ブースのほうでもいろんな会社がモーキャプの実演をやってて、
精度のほうがかなりすごいものになってると感じました」

「オートデスクのパーティでもロストオデッセイの
(グループ会社
LiND
Aがムービー制作参加してます♪)
プレビズもやっているプレビズの大手"the third floor"が、
最初に取り込んだ人のモーションに対し
後から手持ちカメラの動きをキャプチャして
カメラをつける実演をしていました。
うまく説明できないですがPC内の3D空間と現実の3D空間のカメラが
インタラクティブに連動して、
実際にカメラマンが撮影してるみたいに
出来るようです」


「3Dメガネの映画のほうに関しては、日本ではまだ馴染みが少ないですが
最近増えてきている立体視映画、Sony Picturesが
「今後発表していく3Dアニメの作品はすべて立体視にする」と言ってました
(既にそうなってますが)。

制作サイドとしては常に2枚分の画像を用意しなければならなくなるので
かなりの負担を強いられそうですが、MAYA上のmelかなにかでコンポに至るまで
立体視を前提とした制作パイプラインなんかも披露されていて、
これはMAYA上のビューポートでダイレクトに立体を確認することも出来ます。
スタッフがみんな3Dメガネを掛けて作業してたりするんでしょうか・・・!?
それにスターウォーズep4なんかの昔の作品を立体視にした映像も流れていて、
手法は謎ですがそういったテクニックも開発されているみたいです」


ふむ・・いかがですか! 最後に思い出写真、ロスにいる二宮金次郎をどうぞ♪