今回は僭越ながら、MBのHIKコントローラについて書かせて頂きます。
A:~MB2011
アロハでおなじみのUI。実にコンパクトにまとまっています。
FKは選択出来ませんが、小さいので他のウインドウを圧迫したりすることがないですね!
B:MB2012全体のUIと共にHIKコントローラも一新されました。
キャラクタライズもこのウインドウで出来るようになったのですが…でかいですね。
アロハからマッスルになり、かなりのインパクト。腕も水平なのでスペースが多いです。
FKも選択出来るようになりましたが、まだ洗練はされていない感じです。
C:MB2013~
さすがに若干小さくなりました。ですがやはりまだ大きいですね。
ただ、2013からこのUIを自分でカスタムすることが可能になりました。
左上のアイコン → エディット →→ ロードUI から。
「CharacterControls」にある.xml形式で書かれたテキストがUIデータです。
これを自分で編集するとオリジナルのコントローラを作ることが出来ます。
(デフォルトでTポーズのコントローラも用意されています。)
アイコンなどは「DefaultImages」の中のpngを差し替えれば更新されます。
背景絵のサイズの最小幅は250px、これ以上は狭く出来ません。
コントローラの位置は.xmlで座標指定して配置します。
まずはPhotoShopなどでレイアウトを模索。
レイアウトは切り変えれるので、本体用と指用に分けたり、
逆に一つのレイアウトに全部詰め込んでしまってもいいです。
レイアウトが完成したら.xmlに座標を記入していきます。(細かい説明は省かせて頂きます)
FKは特殊で、始点と終点の座標を指定するとそれを繋ぐような線で配置されます。後はそれぞれの座標にどのアイコンを表示して、どこのコントローラを割り当てるのかを指定。
基本的にはデフォルトの記述をコピペで流用しているのですが、元々無かったコントローラは
自分でID番号などを調べないといけません。この辺りがちょっと厄介ですね。
こんな感じになりました。(左)
FKはスケマティックビューで選択する癖が付いてしまっているので、基本IKのみです。
頭のFKは頻繁に触るので横に配置することにしました。後はつま先のIKなど。
指用のレイアウト(右)も作りましたが、一回も使った事がありません…。
最初はデフォルトのCharacterControlsConfig.xmlをいろいろ触ってみて、
コントローラを追加したり消したりしていると段々見えてくると思います。
2013デフォルトのコントローラも触っていると悪くないですね。小さければいいというものでもありませんでした。
MAYAに搭載されたHIKにも同じように使うことが出来ますよ。
では。